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  • 執筆者の写真Hidemi

中毒的な人間関係



「タバコって身体に悪いんだよな。」


と言いながら、タバコを毎日1箱吸ってる。


タバコは身体に悪いと認知(頭で理解)していながら、それとは逆の行動をとってしまうことを「認知的不協和/Cognitive Dissonance」と言います。


この前インスタでも投稿したやつ。この言葉との出逢いはこちら↓





「認知的不協和/Cognitive Dissonance」は理解と行動が「衝突・矛盾」している状態。(トラストコーチングでも似たことを学びます)


この言葉を知った時、私の頭の中で一番最初に浮かんだイメージが、


頭の中で鳴り響く不快な音。


認知的不協和”音”




不協和音はすごく耳障りなのでその不協和音を一生懸命減らそうとする。


「タバコは身体に悪い。でもやめられない。」


↓という不協和音を減らすために


A: タバコをやめる


B: 「タバコはストレス軽減になる」という新たなビリーフ(信念)を生み出す



どちらが本当に自分のためかどうかは置いておいて、どちらにせよ一時的に不協和音は減る。



思い返せばいろんなところに私の「認知的不協和」が存在してる。


・長時間スマホは身体に悪いから触るのやめたいのに「仕事で使ってるんだし、さほど害ないだろ」とずっと見てる。そうすることで、不協和音が減る。


・ポテトチップスは身体に悪いと知っておきながら「ま、じゃがいもから出来てるし、そこまで身体に悪くないやろ」と言って食べる。


行動自体をやめればいいんだけど、それが難しいから簡単な方(自分の信念を書き換える方)を選んでしまう。でも、そうすると一時的に不協和音は減るのです。


これぐらいだったらまだ深刻ではないけど、認知的不協和ってすごく危険な方向に進むこともある。


暴力を振るうパートナーのことを「暴力はダメなことだ」と頭で理解していても別れることができないから「この人は私を愛してるから叩くんだ。これは暴力じゃない。」という自分の中のビリーフ(信念)を書き換える。


そうすると、耳の痛い不協和音が減る。こんなふうに考えると、


怖くない!?


例えば部活の指導などで暴言を吐くコーチ。本当は「暴言は良くない。(我が子は傷ついてる)」と認知しているけど、どうすることもできないと思ってしまい、「コーチは息子のことを思って言ってくれてるんだ。これは暴言なんかじゃなくて息子への指導なんだ。」というビリーフ(信念)に切り替える。そうすると不協和音が減る。


この認知的不協和、決してダメなものではなく自分の決断によってはとても良い結果につながることもある。認知してるって「気づいてる」ってことだから。「気づき」がないと絶対に変化は起こらない。


暴力を振るうパートナーと別れる決断で不協和を減らすこともできるし、暴言を吐くコーチとの話し合いや訴えで不協和音を減らすこともできる。



認定的不協和

Cognitive Dissonance


は結局、使い方によって良くもなれば悪くもなる。


コーチングは「言葉」を扱う商売なのだけど、言語化ってすごいなって思う。



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