こんにちは。英語コーチ、ライフコーチのヒデミです。
最近、ドイツ哲学者のMarkus Gabriel(マルクス ガブリエル)の大ファンになり、彼のYouTubeビデオを観たり、彼の本を読んでいます。
カナダにいると、自国の日本について英語で語ることがよくあります。

今まで自分なりに自分の言葉で説明することはあるのですが、日本人以外からの日本を表す英語の言葉がとても興味深いのです。
例えば私が日本を英語で表すとこんな感じになる。
Japanese people are humble.
(日本人は謙虚だ)
Japanese people are moderate.
(日本人は控えめだ)
Following rules is a big part of Japanese culture.
(規則を守ることは日本文化の中で大きい部分だ)
We are taught to respect elders.
(日本人は高齢者を尊敬するように教えられる)
そして、日本人以外の人が「日本」を英語で表現しているものを聞くとすごく興味が湧きます。これは日本人である私や日本の中にいる人たちにとってはとても見えにくい部分だと思うから。
哲学者マルクス ガブリエルは日本の地下鉄で女性専用車両に乗ろうとした時に白い手袋をした駅員さんにスーツの襟を掴まれて引っ張られたのだとか。
彼自身はこれを「白い手袋事件」と言い、ありとあらゆるルールがある日本を「ソフトな独裁国家だ」
と言っています。

英語での字幕がなかったので、マルクスが言ったことをディクテーションしてみました。
(私がディクテーションをすると、字が汚すぎて後で読めなくなったりします😅)

There are lots of restrictions on freedom in Japan.
Which is a consquence on the side level of organizations.
But it's soft kind of a dictatorship.
マルクス自身も英語が母国語ではないのですが、私は彼が話す英語が大好き。
日本の外から日本を見ると、こんな風に感じて、こんな表現になるんだ。
というのがわかってすごく面白い。
そして彼は日本語の会話やコミュニケーションについてもこんなことを言っています。
Japanese conversation and communication largely relies on very high firewalls. If you have such a dense, incredible, high complex firewall for the entire society, this might cause more damage than you think. (14:14)
「日本における多くの会話やコミュニケーションには見えない壁というか、ファイアーウォール(防壁)があるようですね。あまりに高くて分厚い複雑なファイアーウォールは資本主義と民主主義の元では社会を損なう恐れがあります。」
あまりにも分厚い防壁によって自由に論議を醸し出せない国。
だから日本は衰退しているのかもしれません。
日本の外から日本を感じてみる。
「英語」という言語があれば、それがより一層できるようになる。
私はこうやって学んだことを、夫と英語で話したり、英会話レッスンの先生とトピックとして話してアウトプットしています。
日本はソフトな独裁国家
多くのルールで縛られ、上に立つもの、年上のものが絶対的な権力を持つ。
家庭、職場、学校、ありとあらゆるところで見られる日本のこういった現象は「ソフトな独裁国家」と捉えられる。
変わっていかなきゃいけないな、、、
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カナダからの育児日記〜自己肯定感を育てたい〜
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