そろそろ日本に帰りたいと思って家族全員のパスポートを夫にチェックしてもらったら、なんと私のパスポートの期限、切れてた。しかも1月に。長い間気づかなかったもんだな。
トロントにある日本領事館でパスポートを申請しなきゃいけないのだけど、期限が切れたパスポートだと戸籍謄本の取り寄せがあったりして面倒なのです。。。
「あぁ〜やってしまったわ〜。」
とこんな小さなことでふと落ち込む。自分でも思うけど、こんな小さいことで落ち込むんかい(笑)。

その時ふと、お笑い芸人のさんまさんの言葉を思い出す。

自分を過信しすぎると、いちいち落ち込む。パスポートの更新を忘れていて落ち込むってことは、私の中で「私はパスポートをちゃんと更新できる人」というちょっとした過信がある。だから落ち込む。ちょっとした完璧主義みたいな。うちの夫は「今気づいて良かったな〜」って逆に喜んでいた。
まぁ人間ミスしたりすると大体落ち込むものなんですよね。ただそれが度を越すととてもしんどくなる。
セルフネガティブトークはよくないって言われるけど、そのネガティブなトークがなぜ出てくるかというと実は無意識に心の奥底で「私はできる人間だ」と思って自分に期待しているからネガティブな言葉がたくさん出てくる。できると思ってるのにできないから。
だって、私は羽生くんのようにスケートができなくても全然落ち込まないよ。だってそもそもそんなことを自分に期待していない。
だから、さんまさんのように「何があってもこんなもんやと思ってるから落ち込まない」とすると落ち込みがグッと減るのだと思います。
これって、コーチングの「現在地の確認」と似ているし、自己肯定感2.0の講座でもお伝えしているのだけど「ありのままの自分を認める」ということにも通じます。
ありのままの自分を認めるって痛い作業だったりする。でもそれを認めないと前に進めない。そして、ありのままの自分を認めるって、何も努力しないということではない。自己肯定感2.0をご受講してくださった方はまたテキストを見直してみてください(^_^)
この無意識の「過信」というか「完璧主義」というか「自分への期待」、大きくいうと「私はこうあるべき人間だ」という心の重りになりうる「アイデンティティ」があったりするから人間というのは余計に余分に落ち込んだりするんだろうな。
自分を俯瞰できるようになると、自分が自分ですっごい滑稽に思える。この気づきと俯瞰できる自分がいるから、落ち込みからの回復度が早くなったな〜と思う。
素敵なお母さんでいたいのにそれができなくて落ち込む。
→私は素敵なお母さんだと過信してたり、そうあるべきだと自分に期待してたりする。
今日やろうとしてたことができなくて落ち込む。
→私は今日全部できる人間だと過信してたり自分に期待している。
言いたいことが言えなくて落ち込む。
→私は言いたいことが言える人間だと過信している、もしくは言える人間であろうと自分に期待している。
誰かに嫌なこと言われて落ち込む。
→私はそんなこと言われる人間ではないと過信していたり、自分は好かれる人間だと期待している!?
自分のことをちょっと言語化してみるとこんな感じだろうか。
結局落ち込むのは、自分のどこかで無意識にいっぱい過信してるのかもしれないな〜。「ま、私ってこんなもんやろ」って一旦受け入れた上で次に進むのが一番気楽でいいのかもしれない。
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