「私たちは幸せにはなれない?」
今日はなぜこんなタイトルなのかというと「ストレス脳」という本を読んだから。(本のリンクを最後に記載しておきます) どうやら私たちの脳みそは「幸せ」になるためには作られていないようです。脳みそが唯一大切にしていることは「生存」なんだとか。とにかく生き延びることを最優先に作られているのが私たちの脳。
だから人間が不安になったり、鬱になったり、ADHDだと診断されることは、脳みそが正常に働いている証拠なのだとか。なぜなら脳は「生存」するために一生懸命だから。その理由が気になる方はぜひ本を読んでみてください。
不安になったり、鬱やADHDだと診断されると、
「自分はどこかおかしいのではないのだろうか」
と余計に不安になる人が多いのだとか。私はその気持ちがすごく良くわかります。
そこで「あなたの脳は正常ですよ」「鬱になるのは脳が正常に機能している」パニック症候群の人には「パニックになるもの脳の観点からすると正常」だと伝えると、「パニックになってもいいんだ」と思えることができて、症状が落ち着く患者が多いのだとか。
結局、ずっと続く幸せなんてものはなくて、人間の脳は「幸せ」になるようにはできていない。なのに今こんなにも「幸せ」を求めている人が多いのが現状。
本には、不安などを軽減する方法があるとすれば、運動や睡眠、そして「誰かとの人間関係がとても重要になる」と書かれています。そして「誰かに話を聞いてもらうこと」「何かあれば誰かが助けてくれる」と感じている人は不安や鬱になる可能性が低いのだとか。
そこで今コーチとして活動している自分の仕事や、マザーズコーチングスクールが提供している、子どもの話をとことんコーチが聞いてくれるサービスである「たいわ室」の存在がとてもかけがえのないものだなと思えてくるようになりました。人は話を聞いてくれる存在がいるだけで、とても安心する生き物なのです。
では私たちは本当に幸せにはなれないのか?
著者は、
幸せになるための最大限の努力をしたいのなら、一番重要なのは幸せを無視することだと私は思う。
と書いています。
そして「幸せ」の定義の見直しの重要性も書かれています。
「幸せとは楽しい経験の積み重ね」と考えるのは、現代社会で最も有害な誤解なのだとか。
幸せが生まれるのは人生で何が重要なのかを理解し、それに沿って行動した時だ。
幸せというのは常に最高の気分でいることではなく、長期的に人生に意義を感じていられるかどうかなのだ。
私がお届けしているトラストコーチングやマザーズコーチング、自己肯定感2.0の講座と重なり合う部分がたくさん感じられて、一気に読んだ本でした。
私自信もネガティブな性格を変えようとするのではなく「あ、この私でいいんだ」と思えた時に、不安が軽減された経験があります。
だから、不安も鬱も脳が正常に働いている証拠だと思えると、とっても安心します。
”幸せになるためには、幸せを無視して生きていくことが大切”
なんだかすごく無機質にも思える言葉ですが、私にはとっても納得できるし、安心できる言葉でした。
本:ストレス脳
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