こんにちは。英語コーチ、ライフコーチのヒデミです。
今日はまずお知らせからさせてください♪
去年から始めたい!と思っていたポッドキャストを始めました!
英語学習のことから海外生活、子育てのことなど幅広くひとりでつぶやいていきたいと思っています。お時間のある方はぜひ聞ききてください♡
(画像をクリックで聞けます)
さて、今日はきっとみなさんにも究極のマインドセットになるであろう本のご紹介です。
写真:アマゾン
なぜ医療現場では毎日のように医療ミスが起こり続けているのか。
なぜ航空業界は奇跡的に安全なのか?
なぜサッカー選手のベッカムはあそこまで素晴らしいプレイヤーになったのか?
この本を読めば分かります。
全ては「失敗」が物語る。
航空機にはほぼ破砕不可能な二つの「ブラックボックス」が二つ装備されています。
事故があればこのブラックボックスが回収されデータ分析がされ原因が究明される。
そして二度と同じことが起こらないように速やかに対策がとられる。(失敗の科学)
航空業界が奇跡的に安全なのは「ブラックボックス」から失敗を知り、そこから徹底的に学んでいるから。そして航空業界ではパイロットたちが自分たちのミスをとても報告しやすいシステムができています。そしてそのシステムでは、ミスを犯したパイロットたちは、非難されない仕組みができている。
一方医療ミスを犯した医療従事者は、非難の対象になりやすく自分たちの失敗を隠す傾向にあるため、失敗から学ぶことがとても難しい組織なのです。
失敗の科学は洋書から日本語へ翻訳されたものですが、英語では、失敗のたくさん詰まったブラックボックスから、
Black Box Thinking
というタイトルで出版されています。
写真:アマゾン
この本は「失敗なし」では物事はうまくいかないということを教えてくれます。
成長しない人は固定型マインドセット(Fixed Mindset) であり、自分の失敗を隠したり、無視したりする傾向がある。
一方成長する人は成長型マインドセット(Growth Mindset)であり、失敗から学び「失敗の捉え方」がそもそも違う人たち。
本の中では、
失敗は「してもいいもの」ではなく「欠かせない」
と書かれています。
英語学習に置き換えると、私も英語が話せるようになるまでありとあらゆる失敗をして、その中でも恥ずかしいものもありましたが、今思うとだからこそ今の私がある。
本の中では、
陶芸クラスを2つのグループに分け、「質」で評価されるグループと「量」で評価されるグループに分けたところ、寮のグループは、実際に作品を次から次へと作って試行錯誤を重ね、粘土の扱いもうまくなっていた。しかし質のグループは、最初から完璧な作品を作ろうとするあまり頭で考えることに時間をかけ過ぎてしまった。結局あとに残ったのは壮大な理論と粘土の塊だった。(失敗の科学)
とある。
英語学習でも同じことが言えて、最初から完璧に話そうとするから話せなくなり、どんどんと成長が遅れます。一方たくさん間違えながらでも実践して話していった人は、どんどんと成長していく。(もちろん自分の間違えから学ぶことは大切となりますが)
英語学習に限らず、全てのことにこの「失敗の科学」が当てはまる。
あのサッカー選手、デビッドベッカムの奇跡のプライヤーは奇跡などではなく、父親とした5万回のフリーキックの中のたくさんの失敗から生まれたもの。
この本を読むと、
失敗するのが怖くなくなるんじゃなくて、
失敗”しない"ことが怖くなります。
家庭でも、職場でも、教育現場でも、ぜひ読んで欲しい一冊です。
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