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執筆者の写真Hidemi

腐った子なんていないのよ。大人に腐らされただけ。

カナダ時間の昨晩は所属しているマザーズコーチングのコーチたちが学べるトラストイーカレッジの日でした。


※トラストイーカレッジの詳細はこちら


「裏表コーチング」って何?面白そう!


ワクワクしながら受講しいました。





なんか予想を超えてワクワク感なんてものじゃなくて、心がぎゅっと握られたような、とにかくとてつもなく大きな学びと気づきをいただけた講座でした。


「悪い子ってどんな子ですか?」

というコーチからの質問で、私の頭の中に浮かんだのはキックしたりパンチしたりしている男の子。


私の中で、同じ言動をしていても「男の子の方が悪い」みたいなフィルターがあることに気づきました。


そしてふと思い出したのが、小学生の頃近所に住んでいた女の子。私と遊んだ後の帰り際、いつも私の髪の毛を引っ張って「帰っちゃだめ!」って言っていた女の子。


私が鮮明に覚えているのは、髪の毛を引っ張った後にいつも出てくる、お母さんだったのか、親戚のおばちゃんだったのか、よくわからない大人。


「あんたはいっつもそんな悪いことして!そんなんするんやったら遊ばれん(怒)!」


と言っていた。


まだ小さかった私にとって、私にはその子が「悪い子」とは思っていなかったかもとふと気づく。私の中では「髪の毛を引っ張ってくる嫌な子」だったけど「悪い子」ではなかった気がします。でもいつの間にか私の中ではそういう子は「悪い子」という概念が出来上がった。


あの子は本当に悪い子だったんだろうか?

そんな問いが私の中で生まれる。周りの大人が子どもとどう関わっていくかで、子どもというのは思考を作り上げている部分も多いんじゃないか。。。


自分の子育てでも「いい子」「悪い子」というジャッジを日々していたな、ということに気づいて猛省しています。それと同時に今まで「悪い子」だと思ってきた子どもたちの裏側の気持ちを考えると(我が子を含め)、なんだか胸が押しつぶされそうな気持ちに。


私がとても尊敬する方が言われた言葉が蘇る。


腐った子なんていないのよ。みんな大人に腐らされたの。



今朝も息子たちを学校へ送ってきました。いつも学校開始のベルが鳴るまで6歳(小1)の息子と一緒に待っているのですが、男の子3人ぐらいがいつも私からしたら「悪い」ことをするのです。


バッグを投げたり、パンチをしたり、水筒の水をかけたり。


そんな男の子たちをちょっと違う視点で観察してました。すると2人の男の子が1人の女の子に向かって、


”You look like garbage.”

「お前ゴミみたいだぞ。」


って言ったのです。


私はいつものように、


"That is not a very nice thing to say." 「素敵な言葉では無いわね。」 って注意したのだけど、その後その女の子にちょっかいを出している男の子たちを見て、


「あぁ〜そうか、あの子のこと好きやったんかもしれんな。」


と瞬時に裏の気持ちを想像することができた。



「悪い子なんているんやろか?」


「私たち大人が悪い子にしてるんじゃないか?」



裏表コーチングはおっきなおっきな問いを私の中に残してくれました。



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